生理通が酷いのは月経困難症の症状かも

毎月ひどい生理痛や頭痛で、生理が近づくと憂鬱に…。これっていつもで続くの…と不安に思っている方も少なからずいらっしゃると思います。
もしかしたらそれは月経困難症かもしれません。ここでは月経困難症とはどんな病気か、原因や治療法についてお話ししたいと思います。

 

月経困難症の原因と治療法の目次

 

月経困難症ってなに?

生理痛がひどすぎる!月経困難症という病気かも?原因と治療法まとめ
月経困難症とは、生理直前から生理中に強い下腹痛や腰痛などの症状が始まり、生理期間中に日常生活を送る事が困難な状態を言います。
生理痛や腰痛以外の症状として、お腹が張った感じ、吐き気、嘔吐、頭痛、疲労、脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、憂うつなどの症状が出る場合が
あります。
生理痛は女性の80%以上が経験があり、その3人に1人が強い月経困難症だと言われています。さらにそのうち15%しか病院を受診できていないため、
残りの85%は受診していないことになります。
生理痛はあって普通と思っている方も多いと思いますが、実は生理痛は病気のサインであることがあります。特に下腹痛や腰痛がひどい場合や、年々痛みが
激しくなっていく場合は要注意です。時間が経てば経つほど悪化し、不妊の原因となることもあるので、早めに受診して適切な治療を受けることが非常に重要です。

月経困難症の種類

月経困難症には下記の2種類があります。

 

1.機能性月経困難症

日常生活を送るのに支障をきたす症状が表れているが、原因となる疾患が見つからない月経困難症です。
10歳代後半から20歳代前半に好発します。下腹痛や腰痛は生理時に限られることが多いです。
機能性月経困難症の中には、原因となる疾患が隠れているにも関わらず見つけられないという場合もあり、将来的に疾患が見つかり器質性月経困難症となる場合もあります。
そのため、症状の経過を見ていくためにも定期的に受診して検査を受けるようにしましょう。

 

2.器質性月経困難症

機能性月経困難症と違い、原因となる疾患がある月経困難症です。子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫・子宮の形態異常(子宮の形が正常ではない状態)などの疾患や
クラミジアなどの性感染症が原因となることが多い。20〜30歳代に多発します。下腹痛や腰痛は生理時に限らず、生理時以外にも痛みが出ることもあります。
原因となる疾患を適切に治療することで状態が改善したり、少なくとも悪化することは防ぐことができます。

 

月経困難症の治療法

生理痛がひどすぎる!月経困難症という病気かも?原因と治療法まとめ
月経困難症の治療としては、以下の4種類になります

 

1.鎮痛剤による痛みの軽減

市販の薬では効かない人もいます。医師が処方する薬は市販のものよりも鎮痛作用が強く、成分的にも状態に合ったものが処方されるため効果的です。また、鎮痛薬の
副作用として胃痛や胸やけがよく見られますが、鎮痛剤と一緒に胃薬も処方してもらえるため、副作用を抑えることができます。

 

2.痛みの原因となる病気の特定と治療

器質性月経困難症の場合、その原因となる疾患の特定と治療が非常に重要です。疾患が特定できればその病気に対する治療ができ、その結果、月経困難症の様々な症状も
軽減することが期待できます。

 

3.経口避妊薬や漢方の服用

経口避妊薬(ピル)の内服によって、生理痛が軽減したり、子宮内膜症の進行を抑える効果があることが知られています。保険が効かないため、月に2000〜3000円程度かかりますが、月経困難症には有効な治療法です。
不妊の原因となる月経困難症ですが、しっかりと葉酸などの栄養を摂取して妊娠しやすい体つくりを目指すのも必要といえます、5分でわかる葉酸サプリ|口コミでおすすめの葉酸サプリでいいの?などのサイトでサプリを活用した方法も紹介されています。
漢方は効果は緩やかですが、副作用が少なく体質を改善する効果が期待できます。

 

 

4.カウンセリング

機能性月経困難症の中には心因的な理由で症状が出る場合があるため、その場合にはカウンセリングによって症状が軽快することがあります。

 

まとめ

生理痛が非常に辛い方は月経困難症の可能性が高いです。さらにその原因が進行性の病気である場合、できるだけ早期に受診しないと取り返しのつかないことにもなりかねません。
ぜひ婦人科を受診しましょう。会社の健康診断で子宮がん検診を受けられる方もいらっしゃると思いますが、あれは婦人科の健診はできていませんので、間違えないようにしましょう。